最先端の自動車技術を披露する東京モーターショーが24日開幕します。車に加えて、電機メーカーなどが参加して未来の暮らしをテーマにした展示や、新しい乗り物を体験できることが特徴で来場者の減少に歯止めをかけられるのかが注目されます。
2年に1度開かれる東京モーターショーには国内外の自動車メーカーなど、180社余りが出展し、トヨタ自動車やホンダなどが来年発売する電気自動車を公開するほか、自動運転を見据えた技術が披露されます。
東京モーターショーには1991年には200万人余りが来場しましたが、その後、減少が続き2年前の前回は77万人にまで落ち込んでいます。このため、これまでにない展示やイベントを設けて魅力を高めようとしています。
電機メーカーなどが参加し、未来の暮らしをテーマにした大規模な展示コーナーを設けたほか、電動キックスケーターや1人乗りの小型車両に乗ったり、モータースポーツをオンラインゲームで体験したりできる参加型のイベントとなっています。
また子どもや家族連れにも楽しんでもらおうと、今回から高校生以下の入場料を無料にし、子どもが車に関わる仕事を体験できる場も設けています。
東京モーターショーは東京 江東区の東京ビッグサイトなどを会場に25日から来月4日まで一般に公開され、日本自動車工業会は100万人の来場を目指しています。
-- NHK NEWS WEB