ラーメンチェーンの「幸楽苑」を全国で展開する、福島県郡山市の「幸楽苑ホールディングス」は、台風19号の影響で基幹工場が浸水し、多くの店舗で休業が続いていましたが、別の工場での増産を進めた結果、24日、ほぼすべての店舗で営業を再開しました。
会社によりますと台風19号による豪雨で、郡山市にある基幹工場が浸水被害を受けたため、麺やスープを製造できなくなり「幸楽苑」は、東北や関東・甲信越の合わせて244店舗で休業を余儀なくされました。
その後、神奈川県小田原市にある工場で増産を進めて、順次、営業を再開し、24日、全国221の店舗で一斉に営業を再開しました。
このうち福島県須賀川市の店舗には、午前11時半のオープン前から、家族連れなどが次々と訪れ、営業が始まると早速、お気に入りのラーメンを注文していました。
-- NHK NEWS WEB