ワシントンを訪れている麻生副総理兼財務大臣は、日米首脳会談に先立ってアメリカのペンス副大統領と初めて会談し、日米で緊密に協力していく方針を確認したものと見られます。
麻生副総理兼財務大臣とペンス副大統領との初めての会談は、日米首脳会談に先立つ形で、ホワイトハウスで日本時間の11日午前0時40分から、およそ30分間行われました。
今のところ、会談の詳しい内容は明らかになっていませんが、麻生副総理とペンス副大統領は、安全保障上の課題や経済面で緊密に協力していく方針を確認したものと見られます。
ペンス副大統領は、日本企業も数多く進出するインディアナ州の知事を務めていたことなどから、トランプ政権と日本をつなぐ橋渡し役と期待されていて、就任前の先月には、トランプ大統領からメキシコの工場建設を批判されたトヨタ自動車の豊田章男社長が会談し、投資や雇用を通じてアメリカ経済に貢献していることに理解を求めていました。
-- NHK NEWS WEB