今月14日、群馬県沼田市の書店で59歳の店員の男性の胸などを刃物で刺して殺害した上、現金やゲーム機などを奪ったとして、警察は28歳の会社員を強盗殺人などの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、群馬県みなかみ町の会社員、高橋茂喜容疑者(28)です。
警察によりますと、高橋容疑者は今月14日の夜群馬県沼田市の書店に侵入し、店員の齋藤康盛さん(59)の胸などを刃物で刺して殺害したうえ、店内から現金およそ4万円とゲーム機などおよそ19万円相当を奪ったとして、強盗殺人などの疑いが持たれています。
警察が周辺の防犯カメラの映像を分析するなど捜査を進めた結果、数年前から客として店を利用していた高橋容疑者が、店から盗んだとみられる商品を群馬県内の複数の中古品買い取り店で売却していて、事件に関与した疑いがあることがわかったということです。
調べに対し、容疑を大筋で認めているということです。
警察は高橋容疑者が閉店後従業員用の裏口から侵入し、1人で作業をしていた齋藤さんを襲ったとみて、詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB