河井前法務大臣の辞任を受けた、与野党の動きや反応です。
野党側は、1週間で2人の閣僚が辞任したのは異常事態で、安倍総理大臣が説明責任を果たすべきだとして、すみやかに衆参両院の予算委員会を開き、集中審議を行うよう求めることを決めました。
立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党の野党4党は、幹事長・書記局長が会談しました。
会談では、先週の菅原・前経済産業大臣に続き、1週間で2人の閣僚が辞任したのは、内閣総辞職に値する異常事態だという認識で一致しました。
そして、みずからに任命責任があると謝罪している安倍総理大臣は説明責任を果たすべきだとして、すみやかに、衆参両院の予算委員会を開き、集中審議を行うよう求めることを決めました。
また、大学入学共通テストに導入される英語の民間試験をめぐり「身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」などと発言した萩生田文部科学大臣の責任も極めて重いとして速やかな辞任を求めるとともに、試験の導入延期を求めていく方針も確認しました。
一方、きょう午後、河井前大臣が出席して、会社法の改正案の審議が行われる予定だった衆議院本会議は、与党側の提案で開催が見送られました。
-- NHK NEWS WEB