全国の銀行や信用金庫などをつなぐシステムの更新作業が1日夕方から行われます。このため他の銀行などの口座宛てにお金を即時に振り込むサービスが1日午後3時半から3日いっぱい利用できなくなります。
業界団体の全国銀行協会が運営して金融機関どおしのお金のやり取りを管理する「全銀システム」の更新作業が1日夕方から行われます。
これに伴って、平日の夜間や土日にほかの金融機関の口座あてにお金を即時に振り込むサービスが一時的に利用できなくなります。
このサービスは全国の大手銀行、地方銀行、信用金庫や信用組合の合わせて513の金融機関で提供していますが1日の午後3時半から3日いっぱい利用できなくなります。
更新作業中にほかの金融機関の口座宛てに振り込んだ場合は、入金されるのが、4日午前0時以降になるということです。
一方、更新作業中もATM・現金自動預け払い機での現金の引き出しや預け入れはできます。
全国銀行協会は「金融機関によってサービスの再開時間が違う場合もあるのでそれぞれの金融機関に対応を確認してほしい」と呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB