1日朝早く、群馬県桐生市の住宅で、70代の男性と40代の娘が、隣の家に住む40代の男に刃物で刺されてけがをしました。殺人未遂の疑いで、その場で逮捕された男は「2人を殺すつもりで刺した」と供述しているということで、警察が詳しいいきさつなどを調べています。
1日午前6時前、桐生市菱町の住宅で「夫が男に刃物で刺された」と、警察に通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、住宅の前の路上で、この家に住む74歳の男性と42歳の会社員の娘が血を流して倒れていて、近くにいた男が2人を刺したことを認めたことなどから殺人未遂の疑いで、その場で逮捕しました。
2人は病院に搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。
警察によりますと、逮捕されたのは、隣の家に住む無職の住吉潤容疑者(40)で、腹を自分で刺してけがをしたとみられ、病院で手当てを受けたということです。
調べに対し「2人を殺すつもりで刺した」などと供述しているということで、警察は詳しいいきさつや動機などを調べています。
-- NHK NEWS WEB