フランス北部の高速道路で、パリからロンドンへ向かっていた長距離バスが横転し、乗客33人がけがをしました。現地の日本大使館によりますと、けが人には日本人1人が含まれ、近くの病院の集中治療室で手当てを受けているということで、詳しい情報の収集にあたっています。
フランス北部ソンム県で、3日午前11時ごろ、パリからロンドンへ向かっていた長距離バスが、高速道路の出口付近で横転しました。
地元当局によりますと、この事故でバスに乗っていた33人がけがをし、このうち4人が重体になっています。
また、現地の日本大使館によりますと、けが人には日本人1人が含まれ、近くの病院の集中治療室で手当てを受けているということで、詳しい情報の収集にあたっています。
地元のテレビ局の映像では、バスは高速道路脇の草むらに横倒しになっていて、車体の後部が外れて壊れているほか、シートとみられる部品が散らばっています。
このバスはドイツに本社がある長距離バス会社の「FlixBus」が運行する車両だということで、当局が事故の原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB