5日の東京株式市場、日経平均株価は先週末の終値より400円以上値上がりし、取り引き時間中としてことしの最高値を更新しています。
5日の東京市場は、4日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価がほぼ4か月ぶりに最高値を更新したことを受けて、取り引き開始直後から買い注文が膨らみました。
株価が上昇しているのは、アメリカと中国の貿易交渉が進展し、世界経済がさらに減速する事態は避けられるのではないかという見方が投資家の間に広がっているためです。
市場関係者は「米中の貿易問題をめぐって『トランプ政権が中国への制裁関税の一部を撤回するか検討している』と伝わり、貿易摩擦への警戒感がいくぶん後退している。これを受けて中国 上海市場などアジアの株式市場でも軒並み株価が値上がりしていて、東京市場では午後に入って一段と買い注文が膨らんでいる」と話しています。
-- NHK NEWS WEB