日本のアニメや歌、それに食文化などを知ってもらおうと、タイの首都バンコクで、日本をテーマにした大規模なイベントが開かれ、大勢の人たちでにぎわいました。
バンコク中心部の繁華街で開かれているこのイベントは、日本の文化を知ってもらおうと、タイでイベントを企画する会社が12年前から開いているものです。
11日は、「PPAP」の曲で、世界中で人気者となったピコ太郎さんがステージに登場し、タイの人たちと一緒に曲を歌いました。
ピコ太郎さんの曲は、タイでも動画投稿サイトの「ユーチューブ」などを通じて多くの人に知られており、大きな歓声が上がっていました。
会場には、たこ焼きやすしなど日本の食品を販売するブースが設けられ、タイの人たちが買い求めていたほか、アニメの登場人物にふんしたいわゆるコスプレ姿の人たちも大勢集まり賑わっていました。
訪れた人たちは「日本の食べ物やアニメが好きで、子どもの頃から日本に興味がありました」とか「日本の文化が好きです。いつか日本に行ってみたいです」などと話していました。
このイベントは10日から12日までの3日間行われ、期間中40万人の来場が見込まれています。
-- NHK NEWS WEB