羽田空港国内線の第2ターミナルで断水が続いているトラブルで、空港施設の管理会社ではこれまでに塩分が検出された受水槽の洗浄をし、新たに水をためる作業を終えました。現在、この水の水質検査を行っていて、異常がなければ、8日中には供給を再開したいとしています。
6日、羽田空港の施設内の水道水をためる受水槽などから塩分が検出されたため、空港施設の管理会社では国内線のターミナルビルなどへの水の供給をストップし、このうち国内線の第2ターミナルでは今も断水が続いています。
この影響で、第2ターミナルでは6日に続き、7日も多くの飲食店で休業しているほか、トイレの手洗い場の水が使えないままとなっています。
管理会社や国土交通省などのこれまでの調査で、第2ターミナルと旅客機の洗機場の受水槽や水道水から塩分が検出されていたことが分かりました。
管理会社ではこれまでに受水槽の洗浄をし、新たに水をためる作業を終えたということです。
現在、この水の水質検査を行っていて、異常がなければ8日中にも水の供給を再開したいとしています。
一方で、管理会社では羽田空港内の給水管などの調査を進めていますが、これまでのところ給水管にずれや破損、水圧の低下など異常は見つかっていないということで、引き続き原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB