8日、東京・東久留米市の住宅で刃物で刺されて死亡していたのはこの家の住人と同居していた55歳の男性と確認されました。男性は首や胸など30か所以上を刃物で刺されていたことも分かり、警視庁は強盗殺人事件とみて捜査しています。
8日午後1時半ごろ、東京・東久留米市下里の住宅で「玄関の窓が割れている」とこの家に住む女性の次男から警視庁に通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、2階の寝室で男性が刃物で刺された状態で死亡しているのが見つかり、確認を進めた結果、死亡していたのは女性と同居していた会社員の二岡一浩さん(55)と分かりました。
警視庁が遺体の状態を調べたところ、二岡さんは首や胸など30か所以上を刃物で刺されたり切りつけられたりしていたということで、ベッドの上で衣服を着た状態であおむけで倒れていたということです。
警視庁によりますと、この家には通報した次男の母親と妹も一緒に住んでいましたが、今月2日から9日までの日程でイタリア旅行に行っていて、8日午前11時半すぎに二岡さんの勤務先から「出勤してこない」と連絡があり、次男が確認に行ったところ事件が発覚したということです。
住宅の1階のリビングや2階の部屋の引き出しが開けられるなど、荒らされた跡が残されていて、警視庁は強盗殺人事件とみて捜査しています。
-- NHK NEWS WEB