企業の間でプラスチックごみ削減の取り組みが広がる中、コンビニ業界でも店頭でいれるアイスコーヒー用のストローや弁当の容器を紙など環境に配慮した材質に切り替える動きが出ています。
このうち最大手のセブン‐イレブンは、店頭の専用マシンでいれるアイスコーヒーなどに使うプラスチック製のふたを今月5日から全国の店舗で順次、ストローがなくても口をつければ飲めるものに変更しています。
そして、ストローを希望する人には紙製や植物由来の材質で作ったものに切り替えます。
セブン&アイ・ホールディングスの戸田雄希オフィサーは、「コーヒーはアイスとホットを合わせて年間で10億杯以上販売する販売規模が大きな商品なので、ストローを切り替えることでプラスチックごみの削減につなげたい」と話しています。
一方、ローソンが展開するナチュラルローソンの店舗では今月5日から常温でも食べられる一部の弁当の容器に紙を使っています。
水や油がしみこみにくい紙を使っているということです。
コンビニ各社は自社で開発した商品を対象にプラスチックごみの削減に向けた取り組みをさらに強化する方針です。
-- NHK NEWS WEB