11日、栃木県真岡市で、交際相手と別れた友人の代わりに相手の自宅に荷物を取りに行った女性が殺害された事件で、女性は留守だと考えて合鍵で部屋に入ったとみられることが警察への取材でわかりました。警察は、友人の交際相手と鉢合わせしてトラブルになったとみて詳しいいきさつを調べています。
11日午前1時ごろ、栃木県真岡市のアパートの部屋で、
▽この部屋に住む会社員の川上貴由さん(29)と、
▽宇都宮市の大竹七海さん(21)が、血を流して倒れているのが見つかり、死亡しました。
これまでの調べで、大竹さんは死亡した会社員と最近別れた友人の女性の代わりに荷物を取りに部屋を訪れていたということで、警察は、会社員が大竹さんを殺害したあと自殺したとみています。
その後の調べで、近くで待機していた友人の話などから、大竹さんは留守だと考え、合鍵を使って部屋に入ったとみられることが警察への取材でわかりました。
そのあとまもなくして助けを求める電話が2回、友人の携帯電話にかかってきて、すぐに切れたということです。
大竹さんには上半身に刃物で刺された傷が10か所以上あったということで、警察は、部屋で鉢合わせしてトラブルになったとみて詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB