埼玉県鶴ヶ島市の79歳の女性が、自宅にかかってきた次男を名乗る男の電話を信じて現金2100万円をだまし取られ、警察は詐欺事件として捜査しています。
先月23日、埼玉県鶴ヶ島市の79歳の女性の自宅に次男を名乗る男から「会社の大事な書類を間違えて郵送してしまい弁済しないといけない」という電話がかかってきました。
男はさらに「会社の同僚を自宅に向かわせたので、家にあるだけの現金を用意して渡してほしい」と持ちかけてきたということです。
話を信じた女性は、自宅を訪れた男に現金2100万円を手渡してしまいました。
女性は同じような手口の被害を伝える新聞記事を見て不安になって次男に確認したところ詐欺だと気付き、10日、警察に届けたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、不審な電話があったらすぐに通報するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB