岐阜県白川村のスキー場で、11日、コースの外を滑るバックカントリースキーをしていたと見られる男性の行方がわからなくなり、警察などが13日も捜索をしましたが、男性は見つからず、14日に引き続き捜索することにしています。
警察によりますと、行方がわからなくなっているのは名古屋市西区の会社員、大坂康敏さん(36)です。
大坂さんは、11日昼ごろ、岐阜県白川村の白弓スキー場のリフトの終点からさらに山を登った、標高およそ1700メートルの尾根付近で、知り合いに北西の谷へ1人で向かうと話し、その後、行方がわからなくなったということです。
警察は、大坂さんがコースの外の斜面を滑るバックカントリースキーをしていて遭難したと見て、12日より範囲を広げて、谷の周辺などのほか、上空からヘリコプターで捜索しました。
しかし大坂さんは見つからず、手がかりもなかったということで、13日の捜索は午後4時前に打ち切られました。
捜索隊によりますと、周辺は腰まで埋もれるほど雪が深く積もっているということです。
警察は14日も朝から捜索をすることにしています。
-- NHK NEWS WEB