かんぽ生命の保険の不適切な販売の問題を受けて金融商品の営業を自粛している日本郵便は、来週から貯金に関わる一部の営業を再開すると発表しました。
日本郵便は、かんぽ生命の保険やゆうちょ銀行の投資信託の不適切な販売が相次いで明らかになったことから、金融商品の営業活動を自粛しています。
これについて日本郵便は20日、来週25日から定額貯金の満期を迎えた顧客への案内や、新規の口座開設、それに年金や給与のゆうちょ口座での受け取りを勧めるなど一部の営業活動を再開すると発表しました。
不適切な保険の販売をめぐる顧客への対応に支障のない範囲で営業活動ができると判断したと説明しています。
一方で、かんぽ生命の保険や投資信託の販売については、営業の自粛を続けます。日本郵便は「再開後は顧客本位の営業活動の徹底に努め、信頼の回復を図りたい」としています。
-- NHK NEWS WEB