26日のニューヨーク株式市場は、アメリカと中国の貿易交渉が進展することへの期待感などから買い注文が出てダウ平均株価は値上がりし、前の日につけたばかりの最高値を更新しました。
26日のニューヨーク株式市場は、長引くアメリカと中国との貿易交渉が進展することへの期待感や、年末商戦が本格化するなか個人消費が旺盛だという見方から買い注文が出ました。
結局、ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて55ドル21セント高い、2万8121ドル68セントとなり、小幅ながら前の日につけた最高値を更新しました。
またIT関連企業などが多いナスダック指数と、より多くの銘柄で構成する「S&P500」もそろって最高値を更新しました。
市場関係者は「アメリカは12月、中国からの輸入品に関税を上乗せする措置を計画しているが、これを前に両国が折り合いをつけるのではないかという期待感が出ている。ただ、株価が高値で推移していることへの警戒感から売り注文も出て、値上がりの幅は限られた」と話しています。
-- NHK NEWS WEB