秋田県のJR大館駅で名物の駅弁「鶏めし」を作っている会社が、駅弁の文化を海外に広めようと、フランス・パリの駅の構内での出店の申し込みを行いました。会社では、秋田県と連携し、駅弁だけでなく秋田の特産品の販売も目指すことにしています。
秋田県大館市にあるJR大館駅名物の「鶏めし」を作る会社は、駅弁の文化を海外に広めようと、ことし7月、フランス・パリの街なかに店舗をオープンさせています。
会社では、さらにパリ中心部にあるリヨン駅の構内に店舗を出せるよう、フランス国鉄に出店の申し込みを行ったということです。
会社では、秋田県と連携し、駅弁だけでなく秋田産のコメや伝統工芸品、それに海外でも人気の秋田犬のぬいぐるみなども販売したいとしています。
今回の申し込みを受けて、フランス国鉄では審査を行い、出店を認めるかどうか決めることにしています。
駅弁を販売する会社「花善」の八木橋秀一社長は「秋田の特産品をアピールすることで、駅弁の売り上げも伸びる効果を期待している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB