27日のニューヨーク株式市場は、この日相次いだ経済指標の内容がおおむねよかったとして買い注文が増え、ダウ平均株価は3日続けて最高値を更新しました。
27日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて42ドル32セント高い、2万8164ドルちょうどでした。
ダウ平均株価は、これで、月曜日から3日連続の最高値更新です。
アメリカでは、感謝祭の連休前の27日に経済指標の発表が集中し、GDP、国内総生産の伸び率が上方修正されるなど、いずれも景気の底堅さを確認する内容となったことから買い注文につながりました。
ダウ平均株価に加えて、IT関連企業などが多いナスダック指数、より多くの銘柄で構成する「S&P500」もそろって最高値を更新しています。
市場関係者は、「好調な経済指標は、このあと本格化する年末商戦に対する強気の見方にもつながっている。アメリカと中国の貿易交渉の進展期待もあり、連日の最高値更新となった」と話しています。
ニューヨーク株式市場は、感謝祭の祝日のため28日の木曜日は休場し、翌29日は午後1時、日本時間の30日午前3時までの取り引きとなっています。
-- NHK NEWS WEB