東京・東久留米市の住宅で55歳の男性が殺害され、同居していた女性の次男が逮捕された事件で、次男は事件当日の午前1時ごろに外出し、現場に向かう姿が防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。午前3時ごろには帰宅していて、警視庁はこの2時間に殺害したとみて調べています。
先月8日、東京・東久留米市の住宅で、会社員の二岡一浩さん(55)が30か所以上刺されるなどして殺害されているのが見つかり、警視庁は、2日、同居していた女性の次男の三ツ本寛己容疑者(28)を強盗殺人の疑いで逮捕しました。
これまでの調べで、二岡さんは事件当日の午前1時ごろまで携帯電話を操作していたことが確認されていますが、同じ午前1時ごろ、三ツ本容疑者が自宅マンションから外出し、現場に向かう姿が複数の防犯カメラに写っていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
その後、午前3時ごろに自宅に戻る姿が写っていて、警視庁は、この2時間に事件を起こしたとみて調べています。
一方、三ツ本容疑者はこの2時間の行動について「近くのコンビニに行っていた。酒を飲んでいてよく覚えていない」と説明していたほか、逮捕後の調べに対し、「やっていない」と否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB