ことし9月、東京 江東区のマンションで3歳の男の子が意識不明の状態で病院に搬送されて、死亡し、警視庁は遺体の状況などから同居していた34歳の男が男の子に暴行を加えて死亡させた疑いがあるとして、3日夜、傷害致死の疑いで逮捕しました。調べに対し「何もしていない」と供述しているということです。
ことし9月28日、東京 江東区豊洲のマンションの1室で、この部屋に住む当時3歳の山田隆太郎くんが風呂の中で意識不明の状態で見つかり、病院に搬送されましたが、翌日、死亡しました。
警視庁は、男の子の腹部に暴行を受けたような不審な痕があったことから、医師の所見を聞くなどして捜査を進めてきました。
その結果、遺体の状況などから、当時、同居していて、現在は昭島市に住む会社員の渡邉雄二容疑者(34)が男の子に暴行を加えて死亡させた疑いがあるとして、警視庁は、今夜、傷害致死の疑いで逮捕しました。
捜査関係者によりますと、渡邉容疑者はことしの春ごろから、男の子とその母親と同居していたということです。
男の子が意識不明の状態で見つかった際、母親は海外に出張中のため不在で、渡邉容疑者は「風呂場にいたときに目を離した」などと説明していたということです。
警視庁は、詳しいいきさつについて調べを進めることにしています。
調べに対し、「何もしていない」と供述しているということです。
-- NHK NEWS WEB