4日のニューヨーク株式市場は、米中の貿易交渉長期化への懸念が和らいだうえ、このところ値下がりしていた銘柄を買い戻す動きも出て、ダウ平均株価は4日ぶりに値上がりしました。
4日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて146ドル97セント高い2万7649ドル78セントでした。値上がりは、最高値をつけた先月27日以来で、4営業日ぶりになります。
ダウ平均株価は、前日はアメリカと中国の貿易交渉が長期化するのではないかという見方から大幅に値下がりしましたが、この日は一転して合意が近いという報道が伝わったほか、値下がりした銘柄を買い戻す動きも出ました。
市場関係者は、「貿易交渉をめぐる発言や報道に一喜一憂する相場になっている。今月15日の追加の関税引き上げが回避されるのか見極めたいという雰囲気も強い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB