東京 中央区のイベント運営会社の社長が、架空の経費を計上するなどの手口でおよそ5400万円を脱税したとして、法人税法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。
逮捕されたのは、東京 中央区のイベント運営会社「ビックウエスト」の社長 大西裕樹(42)容疑者です。
東京地検特捜部などによりますと、大西社長は去年までの3年間に架空の出張旅費を計上するなどの手口で、2億円余りの所得を隠し5400万円を脱税したとして、法人税法違反の疑いが持たれています。
民間の信用調査会社や関係者によりますと、この会社は新車の試乗会や東京都水道局のイベントの運営などを手がけ、去年5月期の売り上げはおよそ8億2000万円にのぼっています。
特捜部と東京国税局は捜索で押収した資料などを分析し、資金の流れの解明を進めるものとみられます。
特捜部は大西社長の認否を明らかにしていません。
-- NHK NEWS WEB