一般の人が配達員として料理を客に届ける代行サービス「ウーバーイーツ」の配達員らでつくる労働組合は、報酬の引き下げの撤回などを求めて運営会社に団体交渉を申し入れたものの拒否されたとして、今後、東京の労働委員会に救済の申し立てをすることになりました。
配達員らでつくる労働組合によりますと、「ウーバーイーツ」の運営会社は報酬額を改定し、先月末から移動した距離に応じて支払う金額などを引き下げる一方、配達した回数が多い人へのボーナスを引き上げるとメールで伝えてきたということです。
これについて労働組合は報酬の実質的な引き下げだとして撤回などを求めて団体交渉を申し入れていますが、会社側は、配達員は個人事業主で労働者にはあたらないとして交渉を拒否しているということです。
-- NHK NEWS WEB