東京 江東区のマンションで３歳の男の子を死亡させたとして逮捕された同居人の男は「自分の子どもを寝かしつけていたら自分も寝てしまい、男の子が風呂で浮いていた」と説明していたことが捜査関係者への取材で分かりました。一方、男の子は腹部に暴行を受けた疑いがあり、警視庁は溺れたように見せかけた疑いもあるとみて調べています。
ことし９月、東京 江東区豊洲のタワーマンションの１室で、３歳の男の子に暴行を加えて死亡させたとして、当時、同居していた大手機械メーカーの社員 渡邉雄二容疑者（34）が傷害致死の疑いで逮捕され、５日、検察庁に送られました。
これまでの調べで、渡邉容疑者は事件当時、男の子と自分の子どもと３人で部屋にいたということで、「自分の子どもを寝かしつけていたら自分も寝てしまった。男の子は目を離したすきに風呂で浮いていた」と説明していたことが捜査関係者への取材で分かりました。
一方、警視庁が遺体を詳しく調べたところ、男の子は腹部に内出血が確認され、強い力を加えられて死亡した疑いがあるということです。
警視庁は、事故で溺れて亡くなったように見せかけた疑いもあるとみて調べています。
調べに対し「何もしていない」と否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB
