ことし2月、生後8か月の次女に暴行を加えたとして高知市の34歳の父親が傷害の疑いで逮捕されました。警察によりますと、次女は脳出血などで現在も意識不明の重体となっています。
逮捕されたのは、高知市薊野北町の会社員、山下真司容疑者(34)です。
警察によりますと、山下容疑者は、ことし2月高知市内の自宅で当時、生後8か月の次女に暴行を加えたとして傷害の疑いが持たれています。
次女は病院に入院し手当てを受けていますが、脳出血などで現在も意識不明の重体となっています。
警察が医師からの通報を受けて捜査した結果、次女は頭に強い衝撃を受けて脳が損傷する「乳幼児揺さぶられ症候群」とみられることが分かったということです。
調べに対して「重大なけがを負わせたことは間違いないが、故意にやったことではありません」と話しているということです。
山下容疑者は、妻と2人の娘の4人暮らしで、当時、妻は仕事で外出をしていたということです。警察は当時の状況や詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB