世界4位のスマートフォンメーカー、中国のシャオミが今月から日本市場に進出します。1億画素を超える高性能なカメラを搭載した機種を投入するということで、日本の市場で中国メーカーが苦戦する中、販売を伸ばせるか注目されます。
シャオミは9日、東京都内で記者会見し、日本で発売するスマホなどを公開しました。
中国・北京に本社をおくシャオミは2010年の創業以来、アジアやヨーロッパなどでスマホの販売を伸ばしていて、去年の世界シェアは4位となっています。
今回、日本市場に投入するのは1億800万画素に上る高性能なカメラを備えたスマホ2機種です。税抜きの価格は安い機種で5万2800円で、今月16日以降ネット通販で販売するということです。
また、腕時計型の端末やネットに接続して外出先から操作できる炊飯器も発売するということです。
日本の市場では中国のスマホメーカーは苦戦していますが、シャオミで東アジア地域を統括しているスチーブン・ワンさんは記者会見で「日本市場は大きく、非常によい市場だ。来年は次世代通信の5Gが始まり、日本のみなさんが新しい技術を受け入れてくれるタイミングでもあるので、IoTの製品をどんどん投入していきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB