映画「プリティ・ウーマン」の挿入歌など数々のヒット曲で世界的に活躍した、スウェーデンの人気バンド「ロクセット」のボーカル、マリー・フレデリクソンさんが９日、亡くなりました。61歳でした。
フレデリクソンさんは、1984年にスウェーデンでソロデビューし、その後1986年に、同じスウェーデン出身のペール・ゲッスルさんと男女２人組のバンド「ロクセット」を結成しました。
ロクセットは、映画「プリティ・ウーマン」の挿入歌として使われた「愛のぬくもり」や「ザ・ルック」など、数々のヒット曲を発表し、アメリカの音楽ヒットチャートで１位を獲得するなど世界的に活躍しました。
フレデリクソンさんは、2002年に脳腫瘍と診断されてから長年闘病生活を続け、一時、活動を再開した時期もありましたが、10日、バンドのマネジメント会社がウェブサイトでフレデリクソンさんが亡くなったことを発表しました。
「ロクセット」のメンバー、ペール・ゲッスルさんは「あなたの才能と寛容さに出会えて光栄でした。あなたと家族に愛を送ります」というコメントを発表し、フレデリクソンさんの死を悼みました。
-- NHK NEWS WEB
