13日朝、新千歳空港から羽田空港に向けて出発した全日空機の機内で、ほこりのようなものが大量に舞っているのが見つかり、離陸後まもなく新千歳空港に引き返しました。けが人はいなかったということで、全日空では、エアコンのダクトからほこりが出たと見て詳しく調べています。
全日空と新千歳空港事務所によりますと、13日午前8時26分に新千歳空港から羽田空港に向けて出発した全日空52便で、離陸直前に機内にほこりのようなものが大量に舞っているのが見つかりました。
旅客機はいったん離陸しましたが、原因が分からなかったことから、機長の判断で引き返し、午前9時前に新千歳空港に到着しました。
機体はボーイング777型機で、機内には、乗員、乗客合わせておよそ350人が乗っていましたが、けが人はいなかったということです。
乗客は、その後、会社が用意した代替機に移り、午前11時40分に羽田空港に向けて出発しました。
全日空では、引き返した機体の内部の状況から、エアコンのダクトからほこりが出たことが原因だと見て、さらに詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB