13日の東京株式市場、日経平均株価は、600円以上値上がりし、取り引き時間中としておよそ1年2か月ぶりに2万4000円台を回復しました。注目されている米中貿易交渉が進展することへの期待感から幅広い銘柄に買い注文が集まっています。
13日の東京株式市場は幅広い銘柄に買い注文が集まり日経平均株価は、600円以上値上がりし取り引き時間中として、去年10月以来およそ1年2か月ぶりに2万4000円台を回復しました。
これは、アメリカのトランプ大統領が米中貿易交渉について、「大きな合意に近づいている」とツイッターに投稿したことで、中国からの輸入品に対して追加の関税引き上げを先送りする可能性が高まったとして世界経済の先行きへの安心感が広がったためです。
また、12日にイギリスで行われた総選挙で与党・保守党が過半数を獲得する見通しだと伝えられ、EUからの離脱に道筋がついたと受け止められたことも買い注文を後押ししました。
市場関係者は、「外国為替市場で円安ドル高が進んでいることも株高を後押ししている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB