13日の東京株式市場、日経平均株価は、500円を超える値上がりとなり取り引き時間中としてのことしの最高値を更新しています。注目されている米中貿易交渉が進展することへの期待感から幅広い銘柄に買い注文が集まっています。
13日の東京株式市場、取り引き開始直後から買い注文が広がり、幅広い銘柄に買い注文が集まっています。
日経平均株価、午前の終値は前日の終値より569円78銭高い、2万3994円59銭、東証株価指数=トピックスは、28.45上がって、1741.28、午前の出来高は10億9503万株でした。
これは、アメリカのトランプ大統領が米中貿易交渉について、「大きな合意に近づいている」とツイッターに投稿したことで、中国からの輸入品に対して追加の関税引き上げを先送りする可能性が高まったとして世界経済の先行きへの安心感が広がったためです。
また、12日にイギリスで行われた総選挙で与党・保守党が過半数を獲得する見通しだと伝えられ、EUからの離脱に道筋がついたと受け止められたことも買い注文を後押ししました。
市場関係者は、「米中貿易交渉とイギリスの総選挙の両方について最悪のシナリオは回避される見通しが高まり、警戒ムードは大きく後退している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB