第４の携帯電話会社としてことし10月から限定的なサービスを始めている楽天モバイルで今月、ネットワークに障害が起きて通話や通信が一時、つながりにくくなったことについて、総務省は13日、会社に対して原因究明と再発防止を求めて指導を行いました。
第４の携帯電話会社として10月から東京23区や大阪市などのおよそ5000人を対象に無料で限定的なサービスを始めている楽天モバイルでは、今月10日にネットワークに障害が起きて３時間近く全国的に通話や通信がつながりにくくなりました。
これについて総務省は13日、楽天モバイルに対して今後もこのような障害が発生すると利用者の利益を大きく阻害するとして、原因究明や再発防止を求めて文書で指導を行いました。
具体的には、通信設備や機能に関する試験や通信障害に対する監視の体制、それに利用者への周知の在り方について検証し、必要に応じて見直すことを求めています。
そのうえでこうした点について会社側には来月中旬をめどに報告するよう求めました。総務省はこれまでにも楽天モバイルに対して、基地局の整備が遅れているとして３回指導を行っています。
-- NHK NEWS WEB
