国内外の最先端のロボットを一堂に集めた「国際ロボット展」が東京で開かれ、いわゆる「名もなき家事」の負担軽減を目指すものなど、生活に密着した分野のロボットが注目を集めています。
これは2年に1度開かれている世界最大規模のロボットの展示会で、東京 江東区の会場には国内外の600余りの企業や研究機関などが出展しています。
ことしのテーマは「ロボットがつなぐ人に優しい社会」で、産業用ロボットや最先端のドローンなどとともに、一般家庭の生活に密着した分野で活躍するロボットが注目を集めています。
「お皿を片づけるロボット」や、洗濯物を自動でたたむロボット、日用品などの自動販売を目指すロボット配送車などが展示され、訪れた人たちはデモンストレーションの様子をスマートフォンなどで撮影しながらロボットの動作に見入っていました。
愛知県から訪れた50代の男性は「日常生活で使えるように工夫されたロボットもあっておもしろかった。一般市民の生活に実際に役立つようなロボットを実際に見て、人間とロボットが一緒に暮らしていく未来のイメージが湧きました」と話していました。
国際ロボット展は今月21日まで東京 江東区の「東京ビッグサイト」で開かれています。
-- NHK NEWS WEB