フランスのマクロン政権は、年金制度の改革に反対するストライキをクリスマス前に収束させようと労働組合と交渉を行いましたが妥協点を見いだせず、多くの人が移動するクリスマス休暇も公共交通機関の運休が続くことになりました。
フランスのマクロン政権は、財政再建のため年金制度を改革し公務員への優遇措置を改めようとしていますが、これに反対する労働組合が今月5日からストライキを始め、この2週間、パリの地下鉄やバス、それに全国の電車の運行本数が大幅に減っています。
多くの人が移動するクリスマス休暇を控え、政府は19日、事態の打開に向けて組合側と交渉を行いました。
交渉でのやり取りは明らかにされていませんが、交渉のあと組合側は妥協点を見いだせなかったことを明らかにしました。
-- NHK NEWS WEB