大手菓子メーカーの森永製菓は、全国のスーパーなどで販売しているカップ入りのアイスに数ミリ程度の金属片が混入したおそれがあるとして、128万個を自主回収すると発表しました。これまでに健康被害は確認されていないということです。
森永製菓が自主回収するのは、全国のスーパーやドラッグストアで販売しているカップ入りのアイス、「サンデーカップ〈パリパリチョコ〉」です。
対象は最大で128万個に上り、カップには製造所として群馬県伊勢崎市にある「やまひろ群馬工場」と明記されているということです。
会社によりますと、先月28日と今月14日に商品の購入者から「異物が入っている」と連絡があったため工場内を調べたところ、クリームをまぜる機械の部品の取り付け方法に誤りがあり、金属どうしがこすれたことで数ミリ程度の金属片が混入したおそれがあるということです。
会社はこれまでに健康被害は確認されていないと説明しています。
森永製菓は、「ご心配とご迷惑をおかけし深くおわび申し上げます。再発防止に向けて品質管理を一層強化します」と話しています。
問い合わせ先はフリーダイヤル、0120−740−150です。また、森永製菓のホームページを通じて専用の登録フォームでも受け付けています。登録フォームのURLは、http://angel.eng.mg/55fe9です。
-- NHK NEWS WEB