パソコンの基本ソフト「ウィンドウズ7」は、年明けの来月14日にサポートが終了となります。国内では今も1500万台近くで使われているとみられ、サポート終了後はウイルスに感染するなどの危険性が高まることから、日本マイクロソフトは早めの対策を呼びかけています。
10年前に発売されたマイクロソフト社のパソコンの基本ソフト、「ウィンドウズ7」は、年明けの1月14日にサポートが終了します。
その後は、セキュリティー上の欠陥が見つかっても修正プログラムが提供されなくなるため、不正アクセスを受けたり、ウイルスに感染したりする危険性が大幅に高まります。
日本マイクロソフトが24日公表した推計によりますと、まだ「ウィンドウズ7」を使っているパソコンは、国内の企業や自治体などでおよそ813万台、個人で679万台で合わせて1500万台近くにのぼるとみられるということです。
このためマイクロソフト社では利用者に対して、サポートが続いている基本ソフトに切り替えるよう呼びかけています。
日本マイクロソフトは「来年のオリンピックに向けて、今後、サイバー攻撃が増えると予想されるので、早めの対策を心がけてほしい」としています。
-- NHK NEWS WEB