24日、全日空の60代の機長が航空法で乗務の際に携帯が義務づけられているライセンス一式を持たずに飛行していたことが分かりました。
全日空によりますと、24日、60代の機長が羽田から福岡に向かう便に乗務中に航空法で携帯が義務づけられている航空従事者技能証明書と航空身体検査証明書のライセンス一式を持たずに飛行していたことに気付いたということです。
このため、機長はその後の便に乗務できなくなり、この影響で福岡と大阪を結ぶ便など2便に欠航や遅れがでました。
機長はライセンス一式を自宅に置き忘れたと説明しているということですが、社内規定では乗務前に確認する手順になっていて、会社が詳しい経緯を調べています。
全日空は「お客様をはじめ関係の皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB