26日のニューヨーク株式市場は値上がりし、ダウ平均株価の終値は再び最高値を更新しました。また、新興市場のナスダック指数は10日続けて最高値を更新し、初めて9000ポイント台をつけるなど、景気の先行きへの安心感からいずれも好調な値動きが続いています。
前日がクリスマスで休場だったため、休み明けの取り引きとなった26日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、値上がりしました。
ダウ平均株価の終値は、24日に比べて105ドル94セント高い2万8621ドル39セントで、再び最高値を更新しました。
また、主要な株価指数の一つ「S&P500」も最高値をつけたほか、IT関連企業の多い新興市場のナスダック指数は、9022.391と、初めて9000ポイントを超えました。
ナスダックは、この日まで11日連続で値上がりし、このうち10日で最高値を更新しています。
中国との貿易摩擦への懸念が後退し、当面、アメリカ経済は順調に推移するという安心感から、このところ株価は値上がりを続けていて、市場関係者の間には、「ラリーと呼ばれる値上がり傾向は、年末まで続くのではないか」という声も出ています。
-- NHK NEWS WEB