台風19号などの被害を受けた地域の観光を支援しようと、国の補助金を活用して宿泊料金を割り引く「ふっこう割」が対象となる東日本の14都県で順次、スタートしています。
「ふっこう割」は、台風15号や19号の被害で観光客が落ち込んだ地域を支援しようと国が旅行代金や宿泊費の一部を補助するもので、1泊当たり最大5000円割り引かれます。
東日本の14の都県が対象で、東京 台東区の旅行会社の営業所では、長野県や神奈川県の旅行商品の取り扱いを始め、店頭には旅行のパンフレットが並べられていました。
「ふっこう割」は、旅行会社などを通じて旅行や宿泊を申し込むことで利用することができ、この年末から千葉や群馬、栃木、茨城など多くの自治体で順次、スタートしています。
実施期間は、自治体によって異なりますが、来年3月までにはすべてで終了する予定で、観光庁は、それぞれのホームページなどで確認してほしいとしています。
日本旅行の宇野大悟さんは「みなさんに旅行に行っていただくことが被災地の観光復興につながります。非常に反響も大きいので、早めに申し込んでいただきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB