１５日、茨城県神栖市の会社事務所で、従業員２人が拳銃で撃たれ、１人が死亡１人が重傷を負った事件で、男が使ったのは回転式の拳銃で、２人に合わせて３発を発砲していたことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は、拳銃の入手先を捜査するとともに殺人などの疑いで書類送検することにしています。
１５日午前７時４０分ごろ、茨城県神栖市砂山の「鹿島信販」で、従業員２人が拳銃で撃たれ、田村寿一さん（４９）が死亡、２８歳の男性が重傷を負いました。
この会社の従業員、冨田善廣容疑者（６５）は、発砲事件のあと逃走し、現場から３キロほど離れた公園の駐車場にとめた車の中で死亡しているのが見つかりました。
その後の調べで、冨田容疑者が使ったのは回転式の拳銃で、会社の入り口付近で田村さんに１発、続いて社内に入って２８歳の男性に２発、合わせて３発を発砲していたことが、捜査関係者への取材でわかりました。
その後、冨田容疑者は、公園の駐車場にとめた車の中でみずから１発を撃って自殺したと見られています。
警察は、拳銃の入手先を捜査するとともに、今後、死亡した冨田容疑者を殺人などの疑いで書類送検することにしています。
-- NHK NEWS WEB
