年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュは夜まで続き、31日も混雑が続く見込みです。
JR各社によりますと、新幹線の下りは指定席はほぼ満席となっていて、自由席の乗車率は、東海道・山陽新幹線では、午前6時、東京発博多行きの「のぞみ1号」で最大150%に達するなど多くの列車で100%を超えたほか、東北・山形新幹線、上越新幹線、それに、北陸新幹線でも午後以降は多くの列車で100%を超えました。
31日の新幹線の下りは、指定席が、東海道・山陽新幹線ではほぼ満席、東北・山形新幹線、上越新幹線、北陸新幹線はお昼すぎまでほぼ満席となっていて、自由席も引き続き混雑が予想されています。
また、航空各社によりますと、国内の空の便も混雑が続き、羽田や大阪から各地に向かう便は、30日は終日ほぼ満席となっていて、31日も同じように混雑が続く見込みです。
一方、日本道路交通情報センターによりますと、高速道路の渋滞は徐々に解消され、午後8時現在、最も長い渋滞は、名神高速道路の下り線、滋賀県の栗東湖南インターチェンジ付近の4キロとなっています。高速道路会社ではホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
一方、Uターンラッシュのピークは、新幹線が来月3日と4日、空の便が来月2日から5日にかけて、高速道路は来月3日になる見通しです。
-- NHK NEWS WEB