30日の東京外国為替市場、円相場はいくぶん値上がりしました。
午後5時時点の円相場は、先週末と比べて36銭、円高ドル安の1ドル=109円14銭から15銭でした。
ユーロに対しては、先週末と比べて32銭、円安ユーロ高の1ユーロ=122円18銭から22銭でした。
ユーロは、ドルに対して、1ユーロ=1.1195から96ドルでした。
市場関係者は、「年末休みで日本企業の取り引きが少ない中、一部の投資家の間で通貨の保有量を調整するため手持ちのドルを売る動きが出た。ことし1年間、円相場は主にアメリカと中国の貿易交渉の行方に左右されてきた。来年はアメリカの大統領選挙や米中の交渉の動向に投資家の関心が集まりそうだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB