年明け2日のニューヨーク株式市場は、景気の先行きへの安心感などから大幅に値上がりし、ダウ平均株価は、去年末につけた最高値を更新しました。
ことし最初の取り引きとなった2日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、去年末に比べて330ドル36セント高い、2万8868ドル80セントで、去年12月27日につけたこれまでの最高値を大きく上回りました。
値上がり基調が続いているニューヨーク市場では、この日も、景気の先行きへの安心感などから幅広い銘柄で買い注文が出て、株価は好調なスタートを切りました。
また、新興市場の「ナスダック指数」や、より幅広い銘柄で構成される「S&P500」も、それぞれ最高値を更新しています。市場関係者は、「米中の貿易交渉の正式な合意の署名が今月15日に行われると決まったほか、1日に中国の中央銀行が発表した金融緩和策も投資家の安心感につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB