ことし最初の取り引きとなる6日の東京株式市場、日経平均株価は去年の年末と比べ、一時450円近く値下がりしました。アメリカ軍がイランの司令官を殺害したことで中東情勢の緊張が高まっていることを懸念して、株式市場は年明けから荒れもようの展開になっています。
東京株式市場は取り引き開始直後から売り注文が膨らみ、全面安となっています。
アメリカ軍がイランの司令官を殺害し、中東情勢の緊張が高まっていることを懸念して海外の主な株式市場でも株価が軒並み値下がりし、年明けの東京市場もリスクを避けようという動きが強まっています。
市場関係者は「外国為替市場でドルが売られ去年の年末より1円以上円高ドル安が進んでいて、輸出関連の銘柄を中心に全面安の展開になっている。投資家の間ではアメリカとイランは互いに報復を繰り返すのではないかという見方も出て、両国の動向から目が離せなくなっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB