イランが、イラクに駐留するアメリカ軍の拠点を攻撃したと伝わったことで、国内の海運会社は、現地の代理店などを通じて情報収集を強化しています。
このうち商船三井は、石油や天然ガスなどを積んだ船舶が、ペルシャ湾を航行していて、現在は、中東のオマーンやドバイにある代理店などを通じて情報収集に当たっています。
これまでのところ、周辺の海域では、船の航行に影響は出ていないとしています。
また日本郵船もドバイの駐在などを通じて情報収集を行っていて、現時点で、周辺の海域を航行する船に影響は出ていないということです。
2社によりますと去年6月に中東のホルムズ海峡付近で日本の海運会社が運航するタンカーが攻撃を受けて以降、現場海域では、警戒の強化や航行の速度を上げるなどの対応を継続しているということです。
-- NHK NEWS WEB