民間の気象会社などが行っている最新のサクラの開花予想によりますと、この春の開花は全国的にほぼ平年並みで、最も早いところで来月23日ごろと予想されています。
このうち民間の気象会社、ウェザーマップが16日に発表した予想では、この春のソメイヨシノの開花予想日は、最も早いのが高知市で、来月23日、福岡市で来月24日、東京の都心で来月25日、名古屋市で来月26日、広島市で来月27日、大阪市で来月29日、鹿児島市で来月30日、金沢市で4月4日、仙台市で4月9日などと、いずれも平年に比べて九州ではやや遅く、東北ではやや早い予想になっているものの、全国的にはほぼ平年並みと見込まれています。
また、日本気象協会が先週発表した予想では、最も早いのが福岡市で来月23日ごろ、高知市と東京の都心で来月24日ごろ、名古屋市で来月27日ごろ、大阪市で来月28日ごろ、広島市で来月29日ごろ、金沢市で4月3日ごろ、仙台市で4月10日ごろなどといずれもほぼ平年並みとなっています。
日本気象協会は、「先月後半は強い寒気が流れ込んで全国的に厳しい冷え込みとなったが、この先は気温がおおむね平年並みと予想されるため、平年と大きくずれることはないと見られる」と話しています。
気象会社などは、今後も最新のデータに基づいた開花予想を来月にかけて発表する予定です。
-- NHK NEWS WEB