9日未明、千葉県市原市で、鉄くずなどのスクラップ置き場から火が出て、現在も燃え続けています。周囲には煙が広がっていて、消防などは、周辺の住民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
9日午前0時すぎ、市原市千種海岸にあるスクラップなどの輸出・販売会社、常ゲン産業で、「スクラップが燃えている」などと警察や消防に通報がありました。
消防は消火活動に当たっていますが、火はおよそ12時間がたった今も燃え続けています。
消防によりますと、現場には鉄くずやプラスチックなど、およそ4万9000立方メートルのスクラップが積み上げられていて、これまでに、このうち4割ほどが燃え、鎮火の見通しはまだ立っていないということです。
警察によりますと、この火災によるけが人はいないということですが、煙が広がっていることから、消防は、周辺の住民に対し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
現場はJR内房線の五井駅から西に2キロほどの、海岸近くに工場などが立ち並ぶ所です。
-- NHK NEWS WEB