去年、茨城県の常磐自動車道であおり運転をしたあと男性を殴ってけがをさせたとして傷害などの罪で起訴された会社役員について、警察は、愛知県の新東名高速道路でもあおり運転をしていたとして、9日、茨城から愛知に身柄を移し、強要の疑いで再逮捕する方針です。
会社役員の宮崎文夫被告(44)は去年8月、茨城県守谷市の常磐自動車道の上り線で、会社員の男性が運転する車にあおり運転をして無理やり止めさせたうえ、男性の顔を殴ってけがをさせたとして、先月、強要と傷害の罪で起訴されました。
警察がドライブレコーダーの映像の分析を進めたところ、宮崎被告が、その前の月の7月にも、愛知県岡崎市の新東名高速道路の下り線で、後続のトラックに対し急ブレーキなどを繰り返し、無理やり時速10キロ以下にまで減速させた疑いがあることが分かったということです。
警察は、9日、宮崎被告を茨城県の警察署から愛知県警察本部に移送し、強要の疑いで再逮捕する方針です。
-- NHK NEWS WEB