立憲民主党との合流をめぐり、国民民主党の玉木代表は、労働組合の会合で「大義のない結集は国民には響かない」と述べ、合流にあたっては目指すべき社会像などを明確にしたいという考えを示しました。
国民民主党の玉木代表は、9日、名古屋市で開かれた、党を支持する自動車メーカーなどの労働組合で作る「自動車総連」の会合に出席しました。
会合では、自動車総連の高倉明会長が、立憲民主党との合流について「衆議院選挙が目当ての単なる数合わせや大義のない合流では理解は得られない」と述べ、改革中道の理念や政策を堅持するよう求めました。
続いてあいさつに立った玉木氏は「大義のない結集であれば国民には響かず、期待や信頼は生まれない」と述べました。
そのうえで「力を合わせることの大義や、目指す社会像を示すことが大切だ。『持続可能性』と『包括性』ということばがキーワードになると思う」と述べ、合流にあたっては、目指すべき社会像などを明確にしたいという考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB